2012年4月26日午後8時54分（太平洋標準時）

テキサス州オースティンに3億400万ドルを投じて新キャンパスを建設し、最大3,600人の新規雇用を創出するというAppleの計画は、先月市当局が10年間で860万ドルの優遇措置を承認したことで、ほぼ合意に至ったと報じられています。当時、Appleはトラビス郡当局からの追加優遇措置を待っていましたが、本日、地元紙ステイツマンの報道によると、Appleは遅延に不満を募らせているとのこと。グレーター・オースティン商工会議所の経済開発担当上級副社長デイブ・ポーター氏は、Appleのオースティンへの移転計画は「危機に瀕している」と述べています。

「この取引はまだ成立していません。依然として危機に瀕しています。そしてAppleは苛立ちを募らせています…先週の火曜日に（取引が）成立しなかったことには失望しましたが、来週の火曜日にはAppleと郡が交渉プロセスを完了させ、この件を解決してくれると期待していました…交渉が成立し、火曜日に賛成票が投じられることを私たちは今も願っています。」

この契約により、Appleは10年から15年で総額約3,600万ドルを受け取ることになります。そのうち約640万ドルはトラビス郡から支給される予定です。報道によると、郡がこの優遇措置の承認を遅らせている理由は以下の通りです。拡大拡大閉じる