エコノミック・タイムズ紙は、Appleがインド初の公式Apple Storeの出店場所を決定したと報じています。報道によると、Appleはムンバイのバンドラ・クルラ・コンプレックス内にあるメーカー・マキシティ・モールに3階建ての店舗をオープンする予定です。

現在、インドではApple正規販売代理店ネットワークがサービスを提供していますが、直営店は存在しません。8月下旬、インド企業に生産量の30%を現地調達することを義務付ける政府の規制が緩和されました。この規制により、Appleはこれまで直営店を開設することができませんでした。当時、Appleはこの新たな機会に意欲を示し、「計画の実行にはしばらく時間がかかり、詳細は後日発表します」と述べています。

バンドラ・クルラ・コンプレックスは、ムンバイで開発中の商業施設です。メイカー・マキシティ・モールは、このコンプレックス内にある大規模小売開発施設です。エコノミック・タイムズ紙は、 Appleが計画している店舗について、モール内の2万～2万5千平方フィートのスペースを占めると報じています。

ムンバイの旗艦店は3階建てで、1階は体験センター、もう1階は小売り、最上階はサービスセンターとなる。

説明は曖昧で解釈の余地がありますが、Appleは他にもいくつかの大型ショッピングモール店をオープンしており、参考になります。最近では、ジュエル・チャンギ空港、ドバイ・モール、ワールド・トレード・センター、ギャラクシー・マカオなどの2フロアに店舗を展開しています。

「エクスペリエンスセンター」とは、Today at Appleのクリエイティブセッションのためのフォーラムとビデオウォールを指すと思われます。Appleはほとんどの店舗の1階にこのエリアを設けています。最近オープンした3つの主要店舗には、HomePodやApple TVのデモを行う「エクスペリエンスルーム」がありますが、これらは店舗を補完するものであり、メインの販売エリアを占めるものではありません。

エコノミック・タイムズによると、旗艦店は2020年9月にオープン予定で、完成まで8ヶ月から1年かかるとのことです。このスケジュールは前例のないものではありませんが、店舗規模を考えると大胆なものです。アメリカの標準的なショッピングモールの平屋建て店舗の建設には、少なくとも8ヶ月かかることがよくあります。また、「旗艦店」という言葉にはAppleによる明確な定義がなく、人によって意味が異なることも注目に値します。台湾では、Appleはまず台北101のショッピングモールに店舗をオープンし、その2年後には信義A13にさらに大規模なランドマークとなる店舗を建設しました。

最新の Apple Store ニュースを詳しく知るには、9to5Macの販売店ガイドをご覧ください。

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