ProtonMail Bridge、Apple Mailに暗号化メールサービスを導入c

ProtonMail Bridge、Apple Mailに暗号化メールサービスを導入c
ProtonMail Bridge、Apple Mailに暗号化メールサービスを導入c
プロトンメールブリッジ

数ヶ月にわたるベータテストを経て、ProtonMailはApple Mail、Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbirdといったメールクライアントで暗号化メールサービスを正式にサポートすることを発表しました。このサポートは、メールクライアントとユーザーのProtonMailアカウントを安全に接続するカスタムアプリケーションを通じて提供されます。有料ユーザーは、ProtonMail Bridgeを今すぐダウンロードしてご利用いただけます。

モバイルにおいては、ProtonMailは独自のiOSおよびAndroidアプリケーションを開発することで、モバイル暗号化の問題を解決しました。モバイルOSのネイティブメールアプリに頼るのではなく、統合ソリューションを採用することが最適な選択でした。メールアプリの種類が際限なく存在するデスクトップ環境では、この作業はなおさら困難です。ProtonMailは、セキュリティ重視の製品向けにカスタムアプリケーションを開発するのではなく、多様なアプリケーションに統合できるツールを構築することを選択しました。

同社は、新しいProtonMail Bridgeソリューションによってこれを実現しています。暗号化メールサービスのユーザーは、新しいメールクライアントの仕組みを習得する必要がなく、自分に最適なクライアントを自由に使用できます。共同創設者のアンディ・イェン博士は、ProtonMail Bridgeについて次のように述べています。「ProtonMail Bridgeは文字通り、暗号化されていない世界と暗号化された世界をつなぐ架け橋です。つまり、一般ユーザーはメールの利用方法を変えることなく、エンドツーエンド暗号化によるセキュリティとプライバシーの向上を享受できるのです。」

ProtonMailユーザーは、まずBridgeアプリケーションをコンピュータにダウンロードしてインストールする必要があります。インストール後、ProtonMailアカウントをBridgeに追加し、お好みのメールクライアントにメールアカウントを追加します。現在サポートされているクライアントは適切に設定する必要がありますが、ProtonMailによると、ほぼすべてのクライアントがBridgeで使用可能とのことです。

ProtonMail Bridgeは現在WindowsとmacOSをサポートしており、Linuxへの対応は2018年春を予定しています。Apple Mail、Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbirdが公式にサポートされているアプリケーションですが、ProtonMailは多くのIMAPメールクライアントでも問題なく動作することを確認済みです。ProtonMail Bridgeの詳細については、公式サポートページをご覧ください。

画像: ProtonMail


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