ティム・クック氏は、イスラエル、ドイツ、イギリスを含む国際ツアーで、Apple Watchに匹敵するほど強力な第二の製品、プライバシーの推進に取り組んでいるようだ。昨日掲載されたドイツ紙 BILD（有料記事）のインタビューで、クック氏はこの問題に関する議論を促したエドワード・スノーデン氏を称賛した。

スノーデンが私たちのために何かしてくれたとすれば、それは私たちがこれらのことについてもっと話し合うようにしてくれたことです。[Appleの]価値観は常に変わりません。

この発言は、ドイツのアンゲラ・メルケル首相との会談を受けてのもので、この会談ではデータプライバシーが主要な議題となったと報じられています。クック氏は 先週、テレグラフ紙に対し、「政府や企業、あるいは誰かが私たちの個人情報すべてにアクセスできることを、私たちは誰も受け入れるべきではない」と述べました。クック氏は過去にも、強力な暗号化技術を侵害するよう求めるFBIの圧力に抵抗しており、最近ホワイトハウスで開催されたサイバーセキュリティサミットに出席した唯一のテクノロジー企業のCEOでした。

BILDのインタビューで、クック氏はプライバシーに関するアップルの姿勢を繰り返し述べ、また、アップルが大きくなるにつれて、事業の一部の側面について秘密主義を緩めるという意図的な決定を下してきたと  述べた。