
昨日、ニューヨーク市でSynologyは最新のコンシューマー向け製品であるMR2200acメッシュルーターを発表しました。他の人気メッシュルーターシステムと同様に、SynologyのMR2200acは、ユーザーが自宅にWi-Fiを敷設し、いわゆる電波の届かない場所(デッドゾーン)を解消することを可能にします。
- Qualcomm IPQ4019 クアッドコア 717MHz CPU
- 256MB DDR3 RAM
- 最大2.2 GbpsのトライバンドWi-Fi、2×2 MU-MIMOおよびビームフォーミング、シームレスローミング:802.11k/v/rサポート
- WAN x 1、LAN x 1、USB 3.0 ポート x 1
- WPA 3サポート
- 発売日:10月16日
- 価格: 140ドル
MR2200acのメリットの一つは、Synologyの優れたSRMソフトウェアと連携できることです。このソフトウェアは、同社がネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイスの管理に使用しているソフトウェアに似ています。SRMは使いやすく、初期設定と設定後の設定をガイドしてくれます。さらに、DSMと同様に、パワーユーザーが求める高度な機能を多数備えています。
小規模な住宅やアパートにお住まいのユーザーの場合、MR2200acメッシュルーター1台で2,000平方フィート(約180平方メートル)のネットワークをカバーできる場合があります。より大規模で複雑な住宅の場合は、ネットワークにMR2200acルーターを1台以上追加することをお勧めします。
とはいえ、パワーユーザーであれば、より多くの接続性と設定オプションを備えたSynologyのRT2600ac(レビュー)を選ぶのが賢明でしょう。既にRT2600acをお持ちの場合は、SRMバージョン1.2にアップデートすることで、MR2200acを追加し、既存の家庭や中小企業のネットワークを拡張できます。
Apple がルーター事業から撤退したことを受けて、私はアップグレードとして RT2600ac を推奨しました。SRM で簡単に使用でき、AirPort Extreme よりもはるかに機能が豊富であることがおわかりいただけると思います。
Synology は、RT2600ac ソフトウェアの機能強化も発表し、脅威保護の強化と、ネットワーク上のユーザーを保護するための Safe Access アプリケーションのアップグレードをもたらしました。
9to5Macの見解
メッシュネットワークの人気を考えると、MR2200acはSynologyにとって必須の製品と言えるでしょう。メッシュネットワークのみを検討している消費者にとって、Synologyのハードウェアは今や正当な選択肢となっています。また、現在RT2600acを所有していてメッシュネットワークの利用を希望するユーザーにとって、MR2200acはEero、Orbi、Google Home、AmpliFiなどの製品に乗り換えるのではなく、Synologyのハードウェアを使い続けるという選択肢を提供します。
MR2200acは10月16日に発売予定で、現在予約受付中です。近日中にハンズオン動画によるウォークスルーを公開予定です。それまでの間、このルーターについてのご意見・ご感想をぜひ下のコメント欄にお寄せください。
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