

クアルコムは、アップルとの戦いに関連する2つの別々の訴訟で完全に矛盾した立場を主張している。
韓国では、反トラスト法訴訟に関する裁判記録を非公開にし、Appleが抗弁として提出した情報を閲覧できないようにすべきだと主張している。一方、米国では、Appleが2016年にFTCに提出した証拠を公開するよう求めている。
韓国では、公正取引委員会が2009年にクアルコムに対し総額2,730億ウォン(2億4,200万ドル)の罰金を科しました。クアルコムは様々な資料を提出して控訴しましたが、結果はまちまちでした。韓国最高裁判所は同社に対する判決の大部分を支持しましたが、ロイター通信によると、公正取引委員会は本日、罰金を18%減額することに同意しました。
ET Newsによると、クアルコムは控訴記録の非公開を求めており、アップルが来月クアルコムの不公正な商慣行を訴える訴訟で同社の証拠を利用できないようにするためだという。同社は文書の秘密保持を求めて40件以上の訴訟を起こしていると報じられている。
業界とソウル高等法院によれば、クアルコムは過去2年間に「訴訟および裁判記録の時効」に関する訴訟を40件起こしたという[…] 法律業界はこれらの訴訟を「異例」と見ていた。
クアルコムは訴訟の中で、訴訟記録および裁判記録にクアルコムの機密事業情報が含まれているため、FTCおよび補足参加企業(LGエレクトロニクス、アップル、インテル、メディアテック、ファーウェイ)による関連情報の閲覧を禁止したいと表明している。補足参加企業はクアルコムの不当行為によって被害を受けた企業であり、FTCと実質的に一種の「同盟」を結んでいる。
しかし、米国での別の訴訟では、クアルコムはアップルが連邦取引委員会に提出した証拠を公開し、来月の訴訟で防御に利用することを求めている。
クアルコムは、FTCが調査を行っていた2016年初めにFTCがアップルから受け取った証拠を公開するよう求めて、米裁判所に訴訟を起こした。
各国で矛盾した立場を取ることは、Appleとの取引において公正な対応をするというチップメーカーの立場を支持することにはならないようだ…
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