KGIの投資ノートでは、Appleが来週、前年同期比23.6%増の4,850万台のiPhone販売台数を発表すると予測しているが、ホリデーシーズンの四半期売上は昨年より減少し、この減少は来年の第1四半期まで続くだろうとしている。

KGIによると、中国は今年の発売国に含まれており、暦年第3四半期／会計年度第4四半期の売上に貢献している。昨年の中国での売上はホリデーシーズンの四半期に重なった。KGIは、前四半期に販売されたiPhoneのうち2,200万台が新型iPhone 6s/Plusだったと推定している。Appleは前四半期に4,700万台のiPhoneを販売した。

来月iPad Proが発売されるにもかかわらず、iPadとMacの売上は3四半期を通して減少するとレポートは予測している… 

KGIは、AppleがiPadの売上高を前年比9.5%減、Macの売上高を1.5%減と報告すると予測しています。これらの製品については、Appleは前四半期比売上高を強調する可能性があり、KGIはそれぞれ2%増と13.3%増と予想しています。

同社は、シャープ製ディスプレイパネルの品質問題による供給制約のため、iPad Proの第1四半期販売予測を400万～500万台から200万台に大幅に下方修正した。しかしながら、より高価なProをiPadシリーズに加えることで、出荷台数の減少を相殺できると同社は示唆している。

株価の見通しは、明暗が分かれている。KGIは、同社が次の四半期について明るいガイダンスを提供しない限り、来週株価は下落する可能性が高いとしているが、長期的な見通しは良好だと見ている。同社が取り上げる問題のほとんどは既に株価に織り込まれており、市場はまもなく来年の将来の成長ドライバーへと焦点を移すだろうとKGIは述べている。

Appleは10月27日に暦年ベースで第3四半期（会計年度第4四半期）の業績を発表します。売上高は 490億ドルから510億ドル、粗利益率は38.5%から39.5%と予想されています。

Appleから発表される可能性が低い数字の一つは、Apple Watchの販売台数だ。ティム・クックCEOは今のところ、「相当数の」Apple Watchを出荷しており、出荷台数は増加傾向にあるとしか述べていない。アナリストたちは、基本的に推測に頼っているに過ぎない。

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