Apple Musicの会員数は3月に3,800万人を突破したと報じられていましたが、今や4,000万人を突破したと報じられています。わずか1ヶ月ほどで200万人も増えたことになります。

しかし、それだけではありません。Variety 誌 の報道によると、AppleはApple Musicチームの刷新を行い、オリバー・シュッサー氏を音楽ストリーミング部門の責任者に任命しました。彼の正式な役割は、Apple Musicワールドワイドチームを率いることとなります。シュッサー氏は以前、Apple Music & International Content担当バイスプレジデントを務めていました。米国以外では、App Store、iTunesの映画・TVポータル、iBooks、Apple Podcastsなどの分野で活躍していました。

シュッサー氏は、Appleのインターネットソフトウェア＆サービス担当シニアバイスプレジデントであるエディ・キュー氏と非常に親密な関係にあります。実際、キュー氏は約14年前にシュッサー氏を雇用しており、本日の昇進を発表したのもキュー氏です。

Apple Musicのリーダーシップはここ数年、ボゾマ・セント・ジョンやイアン・ロジャースといった著名なメンバーがチームを去るなど、かなり不安定な状況が続いていました。しかし、シュッサー氏にとっては朗報です。Apple社内でより明確で焦点を絞った役割を担うことになるからです。

Apple Musicは急成長を遂げており、数ヶ月ごとに数百万人の会員数が追加されています。Spotifyの会員数に追いつくにはまだ長い道のりがありますが、特に3ヶ月間の無料トライアルを提供していることから、その点では苦戦しているようには見えません。

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