
SunとAppleの関係は、90年代初頭の合併交渉以来、これほどまでに緊密になったことはありません。昨日、JavaFXがMicrosoftのSilverlightおよびAdobe Flexプラットフォームに対抗するという発表があり、今後ますます緊密になるのは間違いありません。勢いを増している3つの大きなトレンドをご紹介します。
- Macintosh Leopard での ZFS サポート
- MacintoshへのOfficeポートを開く
- Sun が OS X での J2EE 開発を(公式に)サポート
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AppleがLeopardのプレリリース版にディスクユーティリティアプリのサポートを組み込んだことで、 ZFSはMacintoshコミュニティで大きな注目を集め、支持を集めています。この次世代ディスクファイルシステムにより、AppleはMicrosoftとその次世代WinFSファイルシステム(これまで何度も延期されてきました)に対して、大きなリードを確保できるでしょう。LeopardではMacがZFSから起動できなくなるかもしれませんが、読み書きは可能です(AppleがLeopardベータ版でZFSを削除しない限り)。SunのOpenSolarisグループによるZFSの基礎に関する素晴らしいプレゼンテーションは、こちらをご覧ください。
Open Officeは、Sunから待望の移植支援を受けています。Open Office(Sunは独自版をStar Officeと呼んでいます)は現在、Mac向けにX11インターフェースを採用していますが、これは大多数のMacintoshユーザーにとって馴染みのないものです。現在、NeoOfficeというプロジェクトがOpen Officeのネイティブ/非X11フロントエンドを提供していますが、Sunの取り組みは、特に切望される高等教育分野において、はるかに大規模で幅広いサポートを提供するプラットフォームとなるでしょう。SunとGoogleがOpen Officeで協力していることは既に知られており、AppleとGoogleが協力する可能性も決して非現実的ではありません。
MacintoshにおけるJ2EE開発環境へのサポート拡大は、常に良い兆候です。MacintoshはUNIXを基盤とし、ユーザーベースも急速に拡大しているため、Java開発に最適なプラットフォームです。さらに、Sunがプラットフォームに依存しないオープンソースの開発環境(JavaFXなど)にいち早く参入したことで、Sunはあらゆる支援を必要としています。Eclipseに聞いてみてください。
合併交渉を再開してもいいかもしれません。SunとAppleは、非常に似た考え方と文化を持ち、製品とサービスの提供内容も非常に補完的です。そして、共通の敵である「北」の存在も忘れてはいけません。もっとも、今回の合併では、Sunが買収を行うとは思えませんが…。
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