ARKitは数週間以内に誰でも利用できるようになります。これまでにもARKitを活用した様々なアプリケーションが登場していますが、一般公開が近づくにつれて、より洗練された実装が登場しています。本日、開発者のRinat Khanov氏が、新しい拡張現実（AR）アプリ「MeasureKit」を発表しました。

ARKitをベースにした計測アプリはこれまでにもいくつかありましたが、MeasureKitははるかに洗練されており、多様な機能と計測方法を提供しています。以前の計測アプリは主に定規を表面にかざして計測していましたが、MeasureKitでは壁やドア枠など、計測したいものにカメラを向けてトレースするだけで計測できます。

軌跡モードを使えば、軌跡をマッピングして測定したり、マークしたポイントまでの距離を測定したりできます。また、角度や人物の身長を測ったり、キューブを組み立てたりすることも可能です。

ARKitはiOSに全く新しいカテゴリーのアプリケーションをもたらすでしょう。これまでに、インディー開発者による素晴らしい作品や、IKEA、AMCなどの企業による作品が登場しています。

MeasureKitは単なる定規ではなく、様々な測定方法を提供するアプリです。アプリは「最も高度な定規と6つの測定ツール」を謳っており、正式リリースに先駆けてベータ版にこちらから登録できます。

以下の MeasureKit のビデオデモをご覧になり、コメント欄で ARKit の使用に関するご感想をお聞かせください。

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