アップルのスティーブ・ジョブズCEOは2009年も通常通り1ドルの給与を受け取ったが、同社株の価値は11億ドルに上昇した。

ジョブズ氏は他の多くのCEOが享受するような特典を一切受け取らないことで有名だが、1999年に同社から贈与されたガルフストリームVジェット機は常に話題になる。2009年、ジョブズ氏がそのジェット機での会社関係の出張費として受け取ったのはわずか4,000ドルだった（2008年には87万1,000ドルを支払っていた）。

同社の共同創業者は、アップルの株式550万株を保有している。1997年に同社に復帰して以来、株式を売却しておらず、2003年以降は新たな株式の交付も受けていない。

ジョブズ氏はウォルト・ディズニー社の最大の個人株主でもある。同氏が保有する7.4%の株式の価値は現在約45億ドルである。

アップルは2月25日に年次株主総会を開催し、役員報酬と2つの環境関連提案（詳細な環境持続可能性報告書に関する提案と、その問題を扱う取締役会委員会に関する提案）について投票を行う予定だ。

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