2012年10月26日午前9時03分（太平洋標準時）

第4四半期決算発表からわずか24時間足らずで、Appleの株価は7月以来初めて600ドルを下回りました。Appleは第4四半期の利益をアナリスト予想をわずかに上回ると発表しました（iPadの販売台数は1,400万台と、大半の予想を下回りました）。純利益は82億ドル、売上高は3,600万ドル、希薄化後1株当たり利益は8.67ドルでした。アナリスト予想の平均は、iPadの販売台数約1,550万台、1株当たり利益8.75ドル、売上高355億1,000万ドルでした。

昨日のAppleの第4四半期決算発表の電話会議で、CEOのティム・クック氏はiPhone 5の需給状況、そして今後の品薄状況について質問に答えました。クック氏によると、生産は増加しているものの、依然として「大きなバックログ」を抱えているとのこと。また、年末までに100カ国でiPhone 5を展開する計画も継続していることを確認しました。今朝、iPad miniと第4世代iPadの予約注文が正式に開始されました。その後まもなく、一部のモデルが完売し、出荷時期が延期されました。

クック氏は、部品不足がiPhoneとiPadの販売を阻害することはないだろうと自信を見せ、「現在の生産量には満足している」と述べた。しかし、ホリデーシーズンに向けてiMacの大幅な遅延が発生する可能性についても警告した。

拡大
拡大
閉じる