
英国、Facebookに史上最大のプライバシー侵害罰金を課すも、利益はわずか18分分にとどまるc


英国のプライバシー監視機関である情報コミッショナー事務局は、ユーザーデータの保護を怠ったとして、Facebookに対し過去最大の罰金を科した。これは法律で認められている最高額となる50万ポンド(66万2千ドル)の罰金である。
しかし、 レジスター紙が指摘したように、この金額は同社にとって大した罰ではない。
英国のICOは水曜日、Facebookが人々の情報を保護せず、その情報がどのように使用されるかについて適切な透明性を保っていなかったことで、英国のデータ保護法に2度違反したと判断した。
そのため、ICOはフェイスブックに罰金を科す意向を通知しており、予想通り罰金が科せられればICOが科す罰金としては過去最高額となる。50万ポンドは、データ漏洩発生時に施行されていた1998年データ保護法で認められている最高額である。
しかし、ザッカーボルグにとってはそれはほんの一滴に過ぎない。同社は最新の四半期で50億ドルの純利益を報告しており、50万ポンドは四半期利益の約18分の1に相当する。
ケンブリッジ・アナリティカがフェイスブックから収集したデータは、米国のトランプ大統領選挙に影響を与えるために使われたとみられ、フェイスブック上のフェイクニュースも英国のEU離脱国民投票で重要な役割を果たしたようだ。
写真:クリス・ラットクリフ/ブルームバーグ
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