アップルはロシアを無視しているのではなく、同国でのiPhone販売契約を締結する時間がまだないだけだとアップルのスティーブ・ジョブズCEOは先週CNBCのインタビューで語った。

アップルのスティーブ・ジョブズCEOはCNBCに対し、「ロシアとの契約を締結する機会がなかっただけだ。今年後半には合意が成立するだろう」と語った。

今朝モスクワから出た報道によると、ロシアではジェイルブレイクされた第一世代のiPhoneが1台1,000ドルもする価格で取引されており、毎月約2万台がロシアに密輸されているという。

地元ネットワークのモバイル・テレシステムズとメガフォンはともにアップルと交渉中と言われているが、ロシアで今年3Gネットワ​​ークの導入を目指す第2位のネットワーク、ビンペルコムに負ける可能性もある。

アップルがロシアに進出できなかったことで、グレーマーケットでの同機種の売上が爆発的に伸びている。しかし、多くの人は、同社がiPhone 3Gのロック解除にさらなる技術的ハードルを設けると予想している。特に、購入時に携帯電話を購入した通信事業者との契約を顧客に義務付けることがその一環だ。「ロック解除業者にとって、状況はかなり厳しい」と、携帯電話のロック解除コードを販売するUniquephones.comの創業者、ジョン・マクラフリン氏は述べた。

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