

昨年パスキーが正式に発表されて以来、Appleを含む多くの企業が既にアプリやOSにこの新しい規格を採用しています。iOS 17では、パスワードマネージャーアプリもネイティブのパスキーサポートを提供できるようになり、1Passwordは現在、この機能が利用可能になった際の具体的な仕組みを公開しています。
1パスワードとパスキー
Passkeyは、FIDOアライアンスがApple、Google、Microsoftなどの企業と提携して開発した新しいテクノロジーです。従来のパスワードの代わりに、顔認証や生体認証などの安全な認証方法でサインインできるようになり、パスコードの作成や入力が不要になります。
iOS 16以降、ユーザーはSafariとiCloudキーチェーンを使ってパスキーを作成・保存できます。iOS 17では、サードパーティ製アプリでも同様の機能が利用可能になります。人気のパスワードマネージャー「1Password」は、iOSアプリにパスキー対応を追加する取り組みをいち早く発表したアプリの一つです。
ブログ記事で詳しく説明されているように、iOS 17の新しいAPIにより、パスワードマネージャーはSafariなどの他のアプリ内でパスキーを作成・使用できるようになります。「当社の開発者はすぐに対応し、新しいパスキーAPIを1Password for iOSに統合するために既に全力で取り組んでいます」と同社は述べています。
1Password は短いビデオで、iOS 17 を実行しているデバイス上のアプリでパスキーを使用するとどうなるかを紹介しています。
1Passwordは今週初め、ウェブブラウザ拡張機能を通じてデスクトップ版のパスキーのベータサポートをリリースしました。ただし、iOS版のパスキーサポートは、今秋のiOS 17正式リリースまで提供されません。
こちらもご覧ください
- インタビュー:1Password CEOがパスキーを使ったパスワードマネージャーの将来について語る
- Apple @ Work Podcast: パスキー、Touch ID、そしてパスワードのない世界
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