Robogaia Industriesは、Kickstarterで「Kalt」という製品の開発資金を募っています。これは、iPhoneのヘッドホンジャックに差し込むだけで、スマートフォンを高精度な非接触型温度計に変えることができる赤外線センサーです。クリーブランドに拠点を置く同社は、開発費と製造費を賄うため、今後3週間で1万ドルの資金調達を目指しています。

手のひらサイズのKaltセンサーは、物体が放出する赤外線エネルギーを読み取り、華氏、摂氏、ケルビンのいずれかの単位で読み取り可能な温度に変換します。Kaltを物体に向けるだけで、iOSおよびAndroid対応の専用アプリに自動的に温度が表示されます。センサーは接続したデバイスから電力を供給され、電池は不要です。

Kaltのアプリは、一定期間にわたる温度変化を追跡するグラフも表示します。また、センサーには温度記録機能が内蔵されており、測定値をファイルに保存できます。App StoreとGoogle Play Storeで提供開始予定ですが、センサーを検出して測定値を表示するには、アプリが起動している必要があります。

Kaltのアクセサリーは半透明のプラスチックケースを採用しており、内部の部品の一部をレトロな雰囲気で眺めることができます。まるで任天堂の昔ながらの透明なゲームボーイカラーを彷彿とさせます。あの透明ケースは、中身が透けて見えるほどでした。このセンサーはバックパックやハンドバッグに収まるほどコンパクトで、持ち運びにも便利です。カラーバリエーションはブルー、イエロー、オレンジ、グリーンの4色展開です。

RobogaiaはKaltセンサーのプロトタイプを既に開発しており、製造段階に進むために資金提供を頼りにしています。Kaltは早期割引価格41ドルで予約できます。さらに資金提供を増やせば、追加のセンサーや延長ケーブルも入手できます。センサーの出荷は4月を予定していますが、Kickstarterプロジェクトでは出荷が遅れる場合があることにご注意ください。

Kalt は、iPhone、iPad、およびいくつかの Android ベースのスマートフォンやタブレットと互換性があります。

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