Appleは、OS X Yosemiteのリリース予定日の1週間を切った今、iTunes 12ユーザー向けにiTunes Storeのデザインを刷新しました。新しいストアフロントは、iOSデバイスのiTunes StoreとApp Storeのホームページのデザインを参考にしており、従来の「カード」スタイルのヘッダーに代わり、ページ上部にフラットな横スクロールカルーセルを配置しています。この新しいヘッダーは、2本指で水平スクロールしたり、マウスでドラッグしたりすることも可能です。

アルバム、テレビ番組、iOSアプリの個別ページもデザインを一新し、iOS風の操作性が向上しました。ダウンロードボタンはシンプルなアウトラインに縮小され、ストア全体から影やテクスチャが削除され、コンテンツは白またはダークグレーの背景に直接表示されます。

ホームページのサイドバーは、OS X Yosemiteのデザインに調和する明るいタイポグラフィに変更され、ストア全体のフォントも新しいデザインに合わせて変更されました。サイドバー自体はかなりフラットになり、コンテンツも若干配置が変更されました。

App StoreやPodcastストアなど、一部のストアでは、ページ上部にクイックフィルターオプションが用意されており、ユーザーはコンテンツの種類を素早く切り替えることができます。App Storeの場合、これはiPhoneアプリとiPadアプリを切り替えるのに便利です。また、PodcastストアのPodcastページでは、オーディオポッドキャストとビデオポッドキャスト（あるいは両方）のどちらを表示するかを選択できます。

この更新されたデザインはまだすべてのページに実装されていないようで、一部のページ (ギフト カード引き換え画面など) では依然として古いデザインの一部が使用されています。

音楽プレビューの「再生中」インジケーターは再設計されましたが、現在の形式では Retina ディスプレイではあまりうまく機能しないようです。

リニューアルされたストアには、重要な機能が一つ欠けているようです。それはアプリのプレビューです。iOS 8では、開発者がアプリの機能をデモするための短いビデオクリップをアップロードできるようになりましたが、現在のところ、これらのプレビューはiOSデバイス上でのみ利用可能です。近いうちにこの機能がアップデートでデスクトップストアにも導入されることを期待しましょう。

OS X Yosemiteは、来週のAppleイベントで議論（そしておそらく発表）される予定です。イベントのライブストリーミングはAppleのウェブサイトで視聴でき、9to5Macでは発表されたすべての情報を完全網羅しています。

スクリーンショットの完全なギャラリーは以下にあります:

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