昨年、第4世代Apple TVが発表された際、Appleは当初、ゲームは付属のSiri Remoteへの対応を必須とすると発表しました。しかし、その後まもなくAppleはその姿勢を一転し、「すべてのゲームはApple TV Remoteへの対応が必須」としました。しかし、本日のtvOSに関する発表には、Appleによるさらなる方針転換が隠されています。Appleは現在、開発者は「MFiゲームコントローラーの使用を必須にできる」と述べています。

つまり、tvOS App Storeには、付属のSiri Remoteでは動作せず、MFiゲームコントローラーのサポートを必要とするゲームが登場する可能性があります。Appleは「可能な限りSiri Remoteもサポートするべき」と述べていますが、開発者にとってSiri Remoteのサポートはもはや必須ではありません（TouchArcadeより）。

これはいくつかの点で注目に値します。まず、tvOSプラットフォーム上でより複雑なゲームが登場し始める可能性があるということです。シンプルなSiri Remoteを念頭に置いて開発しなければならなかったため、開発者がゲーム開発でできることは限られていたでしょう。一方で、ゲームコントローラーを持っていないユーザーは、tvOSが提供する最高のゲームの一部を、追加費用を払って購入しない限り、見逃してしまう可能性があります。消費者が嫌がることの一つは、何かを購入した後に、追加費用を払わないと特定の機能が使えないと言われることです。

iOSでは、開発者はタッチコントロールのサポートが必須ですが、オプションでゲーミングコントローラーもサポートできます。tvOSに関しては、開発者にSiri Remoteのサポートを義務付けないのは賢明な判断だと思います。Appleが第4世代Apple TVを真のゲーミングデバイスとして位置付けたいのであれば、Siri Remoteに最適化できないゲームも出てくるでしょう。

Appleは本日、iOS向けの全く新しいApple TV Remoteアプリを公開しました。このアプリは、Siri Remoteのすべての機能をiOSのRemoteアプリに統合します。新しいRemoteアプリのハンズオン動画は、こちらでご覧いただけます。

ゲームコントローラーとtvOSに関するAppleの決定についてどう思いますか？コメント欄で教えてください。

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