以前のテストの結果、すべての Evernote 無料ユーザーのアカウントは、50 件のノートを含む 1 つのノートブックに制限されるようになりました。

同社は無料ユーザーのほとんどには影響がないと主張していますが、これは短期間試用した後に放棄したユーザーも含まれる可能性が高いでしょう。新しい制限に該当するアクティブユーザーはほとんどいないため、無料プランは事実上終了となります。この変更により、多くのユーザーがAppleのNotesに乗り換えることになるかもしれません…

Evernote はブログ投稿を更新し、この変更はすべての無料ユーザーに適用されることを明らかにしました。

12月4日より、Evernote Freeのエクスペリエンスが変更されます。今後、新規および既存のEvernote Freeユーザーは、アカウントごとに最大50個のノートと1個のノートブックまでしか作成できなくなります。これらの制限は、ユーザーがアカウントに同時に保存できるノートとノートブックの数を示しています。不要なコンテンツはいつでも削除して、上限数以下に抑えることができます。

Evernote のデータ保護の 3 原則に従い、データの完全な所有権を保持できるようにするため、現在 50 件を超えるノートと 1 つのノートブックを持つ無料ユーザーは、既存のノートとノートブックを引き続き表示、編集、エクスポート、共有、削除できます。

これまで、無料ユーザーは有料会員に提供されるすべての機能にアクセスすることはできませんでしたが、かなり寛大な使用制限が適用されていました。

• 月間アップロード容量60MB
• 最大ノートサイズ25MB
• 最大3つのウィジェット
• サポートされているすべてのファイル形式を添付します

有料プランは現在月額 10.83 ドルから始まります。

同社は2015年、2018年、2022年、2023年に人員削減を行っており、ここ何年も苦境に立たされているようだ。2018年には上級幹部4名と従業員の15%が解雇され、ある内部関係者は同社は死のスパイラルに陥っていると語った。

Evernoteは、同社が財政難に陥り、経営陣の退任に直面しているという新たな報道を受け、プレミアム会員の価格を大幅に値下げしました。TechCrunchの最新レポートによると 、 Evernoteは先月、CTO、CFO、CPO、そして人事責任者を失っています[…]

しかし、このレポートは匿名の情報源を引用し、Evernote はユーザー数の増加が鈍いことと企業での導入が不足していることから「デススパイラル」に陥っていると述べている。

アプリがミラノに拠点を置くBending Spoonsに売却された後、状況はさらに悪化しました。今年初めには、Evernoteの従業員のほぼ全員が解雇され、同社は米国での事業を完全に停止しました。

この動きは、無料ユーザーを有料ユーザーへと転換させるための必死の試みなのかもしれないが、Evernoteユーザーがアプリを完全に放棄してしまう可能性も十分に考えられる。Appleのメモアプリはここ数年でますます強力になっており、メモ間のリンク機能はiOS 17とmacOS 14の重要な新機能となっている。

画像: Evernote

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