
今週初め、ティム・クック氏が本日ホワイトハウスで開催されるサイバーセキュリティサミットで講演することが分かりましたが、どうやら同氏だけがテクノロジー企業のCEOとして講演することになるようです。USNews は、他の大手テクノロジー企業のCEOがこぞってオバマ大統領の招待を辞退し、代わりに下位の幹部を派遣したと報じています。
アップルのクック氏とは異なり、シリコンバレーの主要企業のトップ幹部はサミットへの招待を辞退した。フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏、ヤフーのマリッサ・メイヤー氏、グーグルのラリー・ペイジ氏は、政府による監視に対する懸念が続く中、出席を辞退する。フェイスブックの広報担当ジェイ・ナンカロウ氏は、ザッカーバーグ氏は出席できないとし、最高セキュリティ責任者(CSO)のジョー・サリバン氏が同イベントのパネルディスカッションで講演すると述べた。
他のCEOたちは、電子通信に対する政府による監視強化に反対を表明するには、参加を拒否することが最善の方法だと考えていると思われるが、クック氏はユーザーのプライバシーを守るために声を上げることが重要だという逆の見解を示している。
クック氏のデータセキュリティに関する姿勢は、サプライチェーンにおける人権問題に対する同社のアプローチを反映しており、アップルは、問題のある国を避けるのではなく、変化を求める圧力をかけることで、最も大きな変化をもたらすことができると考えている。
クック氏は、Appleのプライバシーへの取り組みについて頻繁に言及し、FacebookやGoogleのような広告収入で運営される企業とは対照的に、「あなたは顧客ではなく、製品なのです」と述べている。昨年9月、クック氏はAppleのウェブサイトに書簡を投稿し、「セキュリティとプライバシーは、当社のすべてのハードウェア、ソフトウェア、そしてサービスの設計の根幹を成すものです」と述べた。Appleはウェブサイトにも専用のプライバシーセクションを設けている。
クック氏は、政府からの情報開示要請への対応において透明性を確保することを表明し、受領した要請とAppleの対応に関する年次報告書の提出を約束した。また、同社は昨年、法執行機関がユーザーデータの開示を要請した際に、顧客に通知を開始した。
AppleはiPhoneのデータをApple自身でさえ解読できない方法で暗号化しているとFBIから批判されている。ホワイトハウスはクック氏の今日の発言を好ましく思わないかもしれない…
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