Appleは10月下旬にiMacをアップデートしました。より大幅なアップグレードを期待する声もあったものの、Appleが実際に行ったのは、2021年モデルのiMacの筐体内にM3チップを搭載したという点に留まりました。しかし、新型iMacの内部には何も新しいものはないのでしょうか？iFixitは、この疑問に答えるべく、Appleの最新オールインワンデスクトップの分解レポートを公開しました。

M3 iMacの分解

iFixitがまたもや分解動画を公開し、M3 iMacの内部構造を披露しました。M1モデルと同様に、M3 iMacの内部は非常に空っぽです。すべてが非常にコンパクトなため、コンピュータの大部分はiMacの底面に集中しています。しかし、iMacの内部コンポーネントにアクセスするのは簡単ではありません。接着剤で固定されている画面を取り外す必要があるからです。

メインロジックボードを保護するネジやシールが多数あり、ディスプレイとその他のハードウェアを接続する壊れやすいケーブルも多数あります。前世代と同様に、Wi-FiとBluetoothのアンテナはAppleロゴの後ろに配置されています。

Apple は依然として、iMac をデフォルトのスタンド付きにするか、VESA マウント アダプタを内蔵するかを顧客に選択させています。iMac の所有者は後でスタンドを取り外して VESA アダプタを取り付けることができますが、そのためには iMac を分解する必要があります。

全体的にはM1 iMacと見た目は変わりません。しかし、一つ大きな違いがあります。M1 iMacはコイン型電池を2個搭載していましたが、新型は1個です。iFixitは、M3 iMacはAppleデバイスの中で「最も交換しやすいバッテリー」だとジョークを飛ばしています。iFixitの分解では、iMacの冷却システム、M3チップ、USB-Cポートも確認できます。

完全な分解の様子は下記または YouTube でご覧いただけます。

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