NYTimesのアシュリー・ヴァンス氏は、NVIDIA、Qualcomm、Appleなどの企業がARMベースのチップを開発するには約10億ドルかかると見積もっています。しかも、これはチップを実際に製造する製造プロセスを含まない金額です。  

これはAppleにとってかなりの投資であり、Palmのような小規模企業では到底賄えない金額です。Appleは2年前にPA Semiを2億7800万ドルで買収し、A4チップ生産で先行しましたが、それ以来、多額の投資を続けてきたと考えられます。それでもなお、この高額な投資には異論を唱える声が多くあります。

2007年にiPhone「プラットフォーム」が発表されるまで、ARM設計は「実際のコンピュータ」を動かすプロセッサとして考慮されていませんでした。ただし、現在のARM設計の先祖が、25年前にヨーロッパで人気を博したAcornデスクトップコンピュータに使用されていたことを考慮すると、話は別です。

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