OpenAIは、企業価値を1000億ドル以上にする新たな資金調達ラウンドを模索しており、本日の新たな報道によると、Appleも参加に向けて交渉中だという。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、AppleはMicrosoftを含む他の企業とともに「OpenAIへの投資を協議中」とのことだ。

このレポートでは詳細はほとんど明らかにされておらず、「AppleとMicrosoftが今回の投資ラウンドでOpenAIにどれだけの投資をするのかは不明だ」と述べている。もちろん、Microsoftは既にOpenAIの主要投資家であり、同社の利益の49%を保有している。

今日のレポートより（Apple News+リンク）：

AppleはOpenAIへの投資について協議中であり、これは人工知能競争で優位に立つための同社の取り組みに不可欠なパートナーとの結びつきを強化する動きとなる。

事情に詳しい関係者によると、この投資は、ChatGPTを開発するOpenAIの新たな資金調達ラウンドの一環であり、同社の評価額は1000億ドルを超えるという。

AppleとMicrosoftが今回のラウンドでOpenAIにどれだけの投資を行うかは不明です。現在、MicrosoftがOpenAIへの主要な戦略的投資家となっています。同社は2019年以降、130億ドルを投資し、AIスタートアップの利益の49%を保有しています。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、OpenAIは今回の資金調達ラウンドで数十億ドルの調達を目指している。報道によると、ベンチャーキャピタルのThrive Capitalがこのラウンドを主導し、10億ドルを投資する予定だという。

AppleとOpenAIは、今年後半にiOS 18にChatGPTを統合するために提携する予定です。この提携により、ChatGPTはSiriと連携して世界知識のリクエストに対応できるようになります。Bloombergは、Appleがこの提携の一環としてOpenAIに報酬を支払っておらず、OpenAIもAppleに報酬を支払っていないと報じています。Appleは、iOS 18の統合によってOpenAIにもたらされる露出は、現金と「同等かそれ以上の価値」があると考えていると報じられています。

AppleはiOS 18にChatGPTに加えて他のAIモデルを追加すると予想されています。6月のWWDCで、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当エグゼクティブであるクレイグ・フェデリギ氏は、Google Geminiのサポートを追加する可能性を示唆しました。フェデリギ氏によると、当初ChatGPTに注力したのは、Appleが「最高のものから始める」ことを望んだためだそうです。

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