

Apple Watch Series 10は、常時表示ディスプレイが暗くなっている時でも秒針が更新される初のモデルです。Series 5からSeries 9までの以前のモデルでは、ディスプレイが暗くなっている時でも時針と分針のみが更新されていました。しかし、発売当初はこの新機能に対応した文字盤は3種類しかありませんでした。
FluxとReflectionsが最初の2つです。どちらも画面が暗くなっても秒針が進み続けます。
Fluxは、毎分経過する秒数を垂直に上昇する線で表します。Reflectionsは、伝統的なアナログ時計の針を備え、画面が完全に点灯しているときは秒針がスイープし、暗くなっているときは1秒ごとに1回動きます。Reflectionsには、フルスクリーンレイアウトと、4つのコンプリケーションスロットを備えた円形バージョンの2つのスタイルがあります。
3つ目は、アクティビティデジタルのアップデートです。Series 5以降、この文字盤には秒表示オプションが搭載されていましたが、以前はディスプレイが暗くなると秒表示が消えていました。Series 10では、常時表示モードでは文字盤が1秒ごとに更新されるため、どちらの表示状態でもデジタル秒はカウントし続けます。
残念ながら、Appleはこの表示動作の改善を他の既存のウォッチフェイスには導入していません。ただし、Apple Watch Series 10の発売以降にリリースされた2つの新しいウォッチフェイスにはサポートが追加されています。

2025年モデルのUnity Rhythmフェイスは1月に登場し、Reflectionsと同様に秒針で更新されます。Appleは最近、watchOS 11.5で2025年モデルのPride Harmonyフェイスを発表しました。こちらもアナログ針を採用し、秒針の減光表示をサポートしています。
これにより、Apple Watch Series 10のディスプレイに最適化されたウォッチフェイスは合計5つになりました。一方で、40以上のウォッチフェイスはまだ新しいハードウェアのメリットを活かしていません。10世代を経て、Apple Watchはようやく基本的なアナログ時計やデジタル時計のリアルタイムの秒針更新に匹敵できるようになりましたが、ウォッチフェイスの90%はまだこのレベルの時間計測をサポートしていません。
watchOS 12では全ての文字盤に秒針がサポートされることを期待しています。ユーティリティやカリフォルニアのような、文字盤の周りに時間表示を備えた標準的なアナログ時計のデザインには、この機能が当然搭載されるべきです。特にAppleが各文字盤を個別にアップデートする予定がないのであればなおさらです。全ての文字盤でハードウェアの機能をフル活用できるはずです。
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