iOS 5の連絡先アプリに関する興味深い発見がもう一つあります。必要に応じて、連絡先カードに「関連人物」を追加できるようになりました。「関連人物」フィールドはデフォルトで無効になっているため、まず連絡先カード編集インターフェースの「フィールドを追加」オプションをタップして追加します。画面下部の「関連人物」を選択すると、母親、父親、両親、兄弟、姉妹、子供、友人、配偶者、パートナー、アシスタント、上司など、12種類の事前入力されたラベルから選択できます。

必要に応じてカスタムラベル（例えば「フレネミー」「ボス」など）を追加したり、URLを定義したりすることもできます。連絡先カードに希望のラベルを選択する際は、関連する人物の名前を入力するか、青い矢印ボタンを押して既存の連絡先から選択するだけです。これは便利な機能のように見えますが、実際にはもっと多くの機能があります。最悪のシナリオは以下のとおりです…

Twitter、Facebook、LinkedIn、MySpace、Flickrなどのソーシャルプロフィールを連絡先に追加できることを考えると、Appleがあなたのソーシャルグラフを構築している可能性もあるようです。そして、これらすべてがiCloudアカウントと同期されれば、Appleは全員の関係性を把握できるようになります。

例えば、メールで自分のアドレスを素早く見つけられるなら、それほど悪いことではないかもしれません。しかし、マイナス面としては、ウイルスにとって格好の攻撃経路となる可能性があります。理論的には、ウイルスがあなたの人間関係や友人のソーシャルネットワーキングプロフィールに侵入し、メールやインスタントメッセージで巧妙なソーシャルエンジニアリングのトリックを仕掛け、皆を騙す可能性があります。恐ろしい話ですね…。

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