Spotifyは、Appleに収益の一部を支払うことを避けるため、数年前にSpotify for iOSアプリからアプリ内購入を削除した。

木曜日の報道によると、Spotify は決定を覆すべく取り組んでいるとのことだったが、同社は現在、そのような計画はなく、アプリ内購入のサポートは復活しないことを確認している。

木曜日の報道は、Spotifyアプリ内で発見されたアプリ内購入に関するコード文字列に基づいていました。しかし、SpotifyはThe Vergeへの声明で、これが同社のロードマップに含まれていることを否定しました。「現時点ではIAP（アプリ内決済）を導入する予定はありません」と、Spotifyのグローバル企業・ポリシーコミュニケーション責任者であるファルシャド・シャドルー氏は述べています。

Spotifyは2016年にAppleのアプリ内課金システム経由でのサブスクリプションを廃止しました。そして今夏、App Storeでの課金が引き続き適用されていた既存ユーザーを締め出すという措置まで講じました。アプリ内課金サポートの復活がロードマップに含まれていたのであれば、このような対応は絶対に考えられません。

SpotifyのCEO、ダニエル・エク氏は、AppleとApp Storeを繰り返し批判し、同社がインターネットを「インスタンス」単位でコントロールしていると非難してきた。直近では、Spotifyは「戦略的方向転換」の一環として、従業員の約17%にあたる1,500人のレイオフ計画を発表した。

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