TechCrunchの報道によると、 E2E暗号化ウェブメールサービスであるProtonMailがSimpleLoginを買収した。フランスに拠点を置くこのスタートアップは、ユーザーがデジタルサービスを利用する際にメールアドレスを隠すためのメールエイリアスを作成するオープンソースサービスを提供している。

SimpleLoginはブラウザ拡張機能、ウェブアプリ、モバイルアプリです。ダッシュボードでは、スパムメールが多すぎる場合にエイリアスを無効化できます。また、複数のメールアドレスのエイリアスを作成・管理することも可能です。

世界中に10万人以上のユーザーを抱え、2019年の創業以来、200万以上のメールエイリアスが作成されています。記事によると、SimpleLoginユーザーの約4分の1がProtonMailも使用しています。

SimpleLoginの創設者兼CEOであるSon Nguyen氏は、今回の買収について次のようにコメントしている。

「SimpleLoginの使命は、あなたのオンラインアイデンティティを守ることです。私たちはProtonの使命、透明性、オープンソースの性質、そしてユーザーファーストの文化を高く評価しています。Protonの経験とリソースを活用して何ができるのか、とても楽しみです。」

これは ProtonMail および SimpleLogin ユーザーにとって何を意味しますか?

Protonのブログ投稿で、CEOのAndy Yen氏は、既に両方のサービスをご利用の場合は、これまでと同じように機能すると述べています。SimpleLoginは引き続き独立したサービスとして運営され、チームはProtonのインフラストラクチャを活用し、新しい機能の開発を継続します。

買収の財務詳細については言及されていない。 

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