新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミックを受け、Appleは直営店では全顧客にマスク着用を義務付けています。昨年はこの方針を撤回しようと試みましたが、実現しませんでした。しかし、同社は米国のApple Storeにおけるマスク着用義務を再び撤回する意向のようです。

ブルームバーグが火曜日に報じたように、同社は従業員宛てのメモで、「対象店舗」では顧客に対しマスク着用義務を撤廃すると通知した。ただし、Apple Storeの従業員は引き続きマスク着用が義務付けられる。同時に、Appleは引き続き店舗内では全員にマスク着用を推奨するとしている。

この新しい方針は、オハイオ州、ノースカロライナ州、ジョージア州、カンザス州、ケンタッキー州、およびマスク着用義務が撤廃されたその他の州にあるApple Storeに適用されます。報道によると、ハワイ州など、マスク着用に関して「より厳格なガイドライン」を設けている一部の州では、マスク着用義務は引き続き有効となります。

アップルは2021年11月にマスク着用義務を解除しましたが、新たな変異株の出現により米国での新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の感染者数が再び増加したことを受け、12月に直営店でのマスク着用義務を再開しました。また、過去3ヶ月間、米国とカナダの複数の店舗を閉鎖し、COVID-19の感染拡大を防止しています。

状況が改善次第、AppleはApple Storeで中止している店内教室などのアクティビティも再開する予定です。同社は新たな方針について公式声明を発表していません。

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