

マーク・ザッカーバーグはAppleのことが頭から離れない。Appleが自社プラットフォーム上でより積極的な顧客プライバシー保護機能を推進する一方で、FacebookのCEOはAppleの取り組みをソーシャルネットワークへの競争妨害だと非難している。
フェイスブックは本日、投資家との四半期決算発表の電話会議で、アップルのIDFA(広告主向けID)に関する新たな変更は実際にはフェイスブックのビジネス上の利益を損なわせるものであり、顧客のプライバシーを保護するものではないと非難した。
「Appleは人々を助けるためにやっていると言うかもしれないが、この動きは明らかに彼らの競争上の利益に沿ったものだ」とザッカーバーグCEOは断言した。FacebookのCEOは、Facebookが米国におけるモバイルプラットフォームの半分をiPhoneとiOSに依存しているにもかかわらず、Appleを「Facebookの最大の競合相手の一つ」と呼んだ。
ザッカーバーグ氏の見解では、AppleがiOS上で広告主によるiPhoneユーザーの追跡を制限する動きは、Facebookへの「干渉」を促し、Apple自身のアプリを優先させる動機によるものだという。Appleは、Facebookが自社のメッセージングアプリでは採用していない強力な暗号化機能を含む、iMessageとFaceTimeのプライバシー機能を強調している。
Facebookは、Appleのプライバシーに関する強硬な方針が自社のビジネスに及ぼす影響を明らかに懸念している。同社は12月、新聞に全面広告を掲載し、Appleの広告トラッキングに関する変更に反対する世論を喚起しようとした。電子フロンティア財団はこれに反発し、AppleのCEOティム・クックはAppleはユーザーのために立ち上がると反論した。
Facebookはその後、iOS 14の一部であるAppleのApp Tracking Transparencyポリシーにより、ビジネスパートナーに不利益を被らせざるを得ないと公に主張する立場を取った。iOS 14のこれらの変更の詳細については、こちらをご覧ください。
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