Appleは今週、2月25日の株主総会で行われた「報酬に関する意見表明」に関する株主投票の集計を誤っていたことをSECに報告した。この投票は、役員報酬に関する方針について株主の意見を反映させることを目的としていた。この誤りは、Appleが棄権票を「反対」票として記録したことによるものと思われる。

再集計の結果、 「報酬に関する勧告的投票に関する株主提案第5号」という刺激的な名前の議案に賛成票が多数投じられました。Appleはこの問題を人為的ミスによるものとしました。

画像はGizmodoより

カリフォルニア州クパティーノ ― 2009年4月27日 ― Apple®は本日、4月23日（木）に米国証券取引委員会（SEC）に提出したForm 10-Qを修正する修正書類を提出しました。先週の提出書類では、株主提案の投票率に誤りがありました。棄権票が「反対」票としてカウントされていたためです。当初の提出後まもなく、Appleはこれらの投票結果が誤って集計されていたことを知り、社内調査の結果、この誤りは人為的ミスによるものであることが確認されました。Appleは深くお詫び申し上げます。本日の修正書類では、投票結果が正しく報告されています。 

修正された投票集計の結果、報酬に関する勧告的投票（通称「セイ・オン・ペイ」）に関する株主提案第5号は、過半数の票を得て承認されました。Apple取締役会の報酬委員会は、セイ・オン・ペイ問題を注視しており、近い将来、新たな法律や規制により、すべての上場企業において何らかの形のセイ・オン・ペイ投票が義務付けられると予想しています。仮にそのような事態に至らなかったとしても、Appleは来年中に勧告的投票を実施することを確約します。

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