Appleは、MacBookおよびMacBook Proのキーボードに問題を抱えるユーザーへの修理対応に大きな変更を加えました。今後は、キーボード関連の修理を修理センターへの発送ではなく、店舗内で行うようになります。

Appleは先週、Apple Storeの従業員に新しい修理プロセスを説明するメモを送付しました。このメモはMacRumorsが初めて入手したもので、「Macのお客様を店舗でキーボード関連の修理でサポートする方法」と題されています。Appleは、店頭でのキーボード修理をサポートするため、追加のサービスパーツを店舗に発送したと説明しています。

さらに、Appleはキーボード関連の修理を優先し、店舗では翌日対応を目指していると述べています。メモの全文は以下のとおりです。

キーボード関連の修理は、追って通知があるまで、ほとんどが店頭で対応していただくことになります。増加した修理量に対応するため、追加のサービス部品を各店舗に発送いたしました。

これらの修理は、翌日までに完了できるよう優先的に対応いたします。修理を行う際は、適切なサービスガイドを開き、すべての修理手順を慎重に実行してください。

Appleは昨年夏、MacBookおよびMacBook Proのキーボード問題に対する修理プログラムを開始し、既に修理代金を支払ったユーザーに対しては無償修理と返金を提供しました。従来、このプログラムでは、AppleはMacBookを海外の修理センターに送付し、そこで修理を行っていました。

しかし、今週の変更により、すべての修理が店舗で完了し、翌日には修理が完了します。これは、これまで多くのユーザーから3～5日と見積もられていた修理期間を大幅に改善するものです。これにより、数日間ノートパソコンなしで過ごすことが難しいユーザーにも、このプログラムが広く利用できるようになることが期待されます。

先月、Appleは2018年モデルのMacBookおよびMacBook Proに搭載されている第3世代キーボードに新たな問題があることを認めました。しかし、注目すべきは、第3世代キーボードがまだ修理プログラムに含まれていないことです。しかし、近い将来、状況が変わる可能性があります。

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