

9to5Googleの同僚たちは、リッチコミュニケーションサービス(RCS)と呼ばれる新しい標準規格について定期的にレポートしています。SMSのアップグレード版と謳われるRCSは、通信事業者、Microsoft、そしてGoogleが先頭に立っています。
現在、Apple も、少なくとも何らかの形で RCS に関与している可能性があるようです。
Redditに、10月に開催されたGSMAのイベントのスライドが掲載されました。GSMAはモバイルネットワーク事業者を代表する業界団体です。イベントは10月24日に開催されましたが、スライドの内容についてはこれまで広く報道されていません。
カンファレンスで公開されたとされるスライドによると、Appleは「iOSへのRCSの搭載についてGSMAおよび通信事業者と協議を行っている」とのことだ。この内容は曖昧で、Appleの関与範囲についてはあまり詳細が示されていないが、その主張は主に3つの点に集約されているようだ。
スライドでは、iOS に RCS を追加すると次のことが起こると説明されています。
- 顧客にとってのAppleから非Appleへのメッセージング体験を向上
- RCSを導入するApple集中市場の通信事業者のニーズを満たす
- ポスト2G、ポストSMSの未来に備える
繰り返しになりますが、AppleとGSMAとの協議が何か大きな成果につながったかどうかは不明です。しかし、スライドからは「通信事業者がAppleにRCS導入を迫っている」ことが窺えます。
RCSユニバーサルプロファイルの目標は、すべてのユーザーに一貫したデータベースに基づくメッセージングエクスペリエンスを提供することです。RCSは、既読通知や入力中インジケーター、高画質画像、グループメッセージなど、さまざまな機能をサポートしています。
言うまでもなく、これらはすべて現状のiMessageの機能です。AppleがRCSを統合すれば、実質的にはiOS上の悪名高い「グリーンバブル」会話にもiMessage風の機能が実装されることになります。
個人的には、AppleがRCSをサポートする意思があるかどうか疑問に思っていますが、Appleはここ数年で企業として大きく変化してきたことは明らかです。何が起こるか分かりません。皆さんはどう思いますか?ぜひコメント欄で教えてください。
続きを読む:
- チャットして:Android メッセージ、RCS、「チャット」、そして Google の関与について解説
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- さよなら?Alloにしよう:Googleメッセージングの過去、現在、そして未来を振り返る
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