次期iPhone（iPhone 7と広く呼ばれる）の発表まであと約8週間。何が期待できるか、かなり明確な見通しがついたようです。iPhone 6sと似たデザイン、刷新されたカメラ、アップグレードされた内部構造、3.5mmヘッドホンジャックの廃止などです。NowhereElse.FRによると、これまで見たことのないものは何もないようです。しかし、iPhone 7の高画質写真が新たに公開され、背面のデザインがこれまでで最も鮮明に描かれています…

この画像には、4.7インチのiPhone 7の背面ケースがはっきりと写っています。最も顕著な変更点は、再設計されたアンテナラインです。現行のiPhone 6sのように本体を縦に横切るのではなく、iPhone 7のアンテナラインはよりスリムで小型化されています。写真からもわかるように、白いアンテナラインは本体の上下端にしか見えません。

この写真は、Appleが発表すると予想されるカメラの変更点も浮き彫りにしています。4.7インチのiPhone 7には、iPhone 6/iPhone 6sと比べてカメラホールの直径が約25%大きくなっています。これは、カメラの品質が何らかの形で向上することを示唆していますが、正確な詳細は不明です。メガピクセル数は必ずしも増加するとは限りません。

Appleは、メガピクセル数はそのままに、センサーがより多くの光を取り込むことで、より高画質な写真を撮ることを選択するかもしれません。5.5インチのiPhone 7 Plusは、大型センサーのおかげでさらに高画質な写真が撮れるデュアルカメラコンポーネントシステムを搭載すると噂されています。ある噂によると、Plusのデュアルカメラは12メガピクセルのセンサーを2つ搭載したものだそうです。

最新のリーク写真で確認できるもの以外にも、iPhone 7の変更点や新機能に関する噂が数多く飛び交っています。中でも最も物議を醸しているのは、ヘッドホンジャックの廃止です。Appleはオーディオ出力をLightningケーブル接続のヘッドホンまたはBluetoothワイヤレスヘッドホンに切り替える予定です。3.5mmジャックの代わりに、製品底面にスピーカーグリルが追加されます。

新しいホームボタンに関する噂も数多くありますが、Appleは物理的なクリックボタンを廃止し、静電容量式のタッチセンサーを採用すると予想されています。これにより、ホームボタンがベゼルの残りの部分と面一になり、iPhone修理におけるよくある故障の原因であるホームボタンの故障が解消されます。Appleは、Force Touchトラックパッドの仕組みと同様に、Taptic Engineを使って物理的な押下をシミュレートする可能性があります。

また、筐体からもう一つの穴が取り除かれることで、iPhone 7が防水・防塵機能を備え、耐久性が向上するという噂にも繋がります。ヘッドホンジャックやホームボタンなどの開口部をなくすことで、Appleはデバイスを外部から完全に遮断しやすくなります。競合他社が数年前から防水製品を販売していることを考えると、Appleがこれに追随するのは理にかなっています…しかも、iPhoneデザインの美しさとシンプルさを犠牲にすることなく。

5.5インチモデルでは、本体背面に新しいスマートコネクタが搭載されるという噂もあります。この点については多くの報道が行き交っていますが、ケースメーカーは自信を持っているようです。リークされたiPhone 7 Plusのケースの多くには、3ピンコネクタを露出させるための穴が開けられています。スマートコネクタがどのような機能を提供するのかはまだ不明ですが、おそらく何らかの「ワイヤレス」充電に関連するものと思われます。

新型iPhoneは、これまで通り、新しいプロセッサやグラフィックチップ（おそらくApple A10と名付けられる）などの内部アップグレードを搭載する見込みです。また、Appleが今年16GBのストレージをラインナップから外し、新しいベースモデルは32GBから始まることを示唆する兆候も複数見られました。ストレージ構成は、32GB、128GB、256GBの3種類が引き続き提供される見込みです。

iPhone 7とiPhone 7 Plusは、Appleの通常の製品発表サイクルに従い、9月のメディアイベントで発表される予定です。これは、発表の2週間前、おそらく8月下旬に送付されるAppleのプレス向け招待状で確認されるでしょう。

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