

今月初め、Facebookの共同創業者クリス・ヒューズ氏はニューヨーク・タイムズ紙にFacebookを分割すべき理由を論じる意見記事を掲載した。そして今、マーク・ザッカーバーグ氏がその記事に反応を示し、予想通り、彼は分割案をあまり好ましく思っていないようだ。
ヒューズ氏は先週の論説記事で、フェイスブックとザッカーバーグ氏が「前例のない、非アメリカ的な力」を手に入れたと述べた。ヒューズ氏が提案する解決策には、フェイスブックの分割と強力な政府による監督体制の確立などが含まれる。
CNBCが報じたように、ザッカーバーグCEOはフランスの放送局フランス2とのインタビューでヒューズ氏のコメントに触れた。同CEOは、ヒューズ氏の提案に対する主な反応は「彼が我々に提案していることは何の助けにもならない」ということだと述べた。
ザッカーバーグ氏はさらに、Facebookの巨大な規模と力は、「民主主義と選挙を重視する」ユーザーにとって実際には有益であると主張した。具体的には、Facebookが選挙干渉に対抗するためのツールに「年間数十億ドル」を費やしていることを指摘した。
「民主主義と選挙を重視するのであれば、私たちのような会社が、選挙干渉に対抗するための非常に高度なツールの開発に年間数十億ドルを投資することを望むはずです。
今年の安全対策予算は、10年初頭に上場した際の全社収益を上回ります。これは主に、安全対策予算を支えるだけの成功を収めた事業を構築できたことが要因です。」
ザッカーバーグ氏の主張にもかかわらず、Facebookは規制当局からの監視が強化されている。同社は現在、ケンブリッジ・アナリティカのデータスキャンダルをめぐり連邦取引委員会(FTC)と交渉中だ。Facebookは30億ドルから50億ドルの罰金を科されると予想されている。この合意により、ザッカーバーグ氏自身が今後のFacebookのプライバシー侵害の責任を負う可能性があると報じられている。
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