GTアドバンスト・テクノロジーは、次期iPhone 6用サファイアディスプレイをAppleに供給する契約の進捗状況について最新情報を発表しました。同社の2014年第1四半期財務報告書に添付された情報によると、Appleは既にGTアドバンストに対し、サファイアガラスの供給分として4回のうち3回の支払いを済ませており、GTは今のところ需要を満たす見込みだとしています。

Appleは昨年、次世代iPhoneに搭載されると予想されるサファイアディスプレイをアリゾナ州メサの新工場で製造するため、GTAと契約を締結しました。今年初め、この工場には推定1億～2億枚のディスプレイを製造できるサファイア結晶炉が設置されました。4月末、Appleは新型iPhoneの製造拠点となる中国へ、最初のサファイアクリスタルの出荷を開始しました。これらのディスプレイは、それぞれ異なるサイズのサファイアスクリーンを搭載した2つの新型iPhoneモデルと共に、今年の秋に発売される予定です。

Apple は、これらの新デバイスに加え、スタンドアロンの iTunes Radio アプリやフィットネスと健康のデータを追跡するための新しい Healthbook アプリケーションなど、さまざまな変更を含んだ重要な新しいソフトウェア アップデートを計画しています。

GT Advanced プレスリリースより:

第1四半期中に、当社はApple社から2回目の前払い金として1億1,100万ドルを受け取りました。第1四半期末直後には、Apple社から3回目の前払い金として1億300万ドルを受け取りましたが、これは第1四半期末の貸借対照表には反映されていません。この3回目の前払い金を含めると、Apple社との契約に基づき当社が受け取ることができる前払い金総額5億7,800万ドルのうち、当社は約4億4,000万ドルを受け取りました。当社は、Apple社から受け取る前払い金総額が、アリゾナ州のプロジェクトに関連する設備投資の全額を賄うと見込んでいます。

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