Amazonは本日、EchoデバイスでSpotifyに対応し、マルチルーム音楽再生機能を拡張すると発表しました。この機能は8月に発表されましたが、音楽ストリーミングサービスによるサポートは限定的でした…

Amazon Echoのマルチルームオーディオ機能は、発売当初はAmazon Music、TuneIn、iHeartRadio、Pandoraでのみ利用可能でした。当時、AmazonはSpotifyとSiriusXMへの対応を「近日中に開始」すると予告していました。

Amazon Echoのマルチルームオーディオ機能は、Sonosなどの製品が提供する機能と似ています。iOSのAlexaアプリを使ってスピーカーのグループを作成し、音声コマンドでAlexaに音楽を再生する場所を指示するだけです。例えば、「下の階で音楽を再生して」や「どこでも音楽を再生して」と言えば、家中にクリスマスソングが大音量で流れ始めます。

Amazon はこの機能について次のように説明しています。

Alexaアプリを使って、2台以上のEchoデバイスでグループを作成し、「階下」などの名前を付けます。グループを作成したら、「アレクサ、階下でジョン・メイヤーを再生して」と言うだけです。

一方、ウォール・ストリート・ジャーナルは本日、Spotifyがニューヨーク証券取引所への上場を証券取引委員会からまもなく承認される予定だと報じました。Spotifyは直接上場を目指しており、これにより、より費用のかかる従来の新規株式公開（IPO）を回避できる可能性があります。

直接上場とは、企業が通常のIPOのように資金調達をすることなく、株式を取引所に上場するものです。企業がこの異例のプロセスを避ける理由の一つは、価格を設定・維持する引受証券会社が存在しないため、株価が暴落するリスクが高まることです。

直接上場の魅力としては、企業が従来のIPOに伴う高額な引受手数料を節約できること、また内部関係者がいつ株式を売却できるかに制限がないことが挙げられます。

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