ワシントン・ポスト紙は、Tモバイルが11月1日よりドイツでiPhoneを販売すると報じています。これはいくつかの理由から大きなニュースです。

つまり、Appleはおそらく「国営通信事業者」を選ぶことになるでしょう。米国ではAT&T（かつては独占企業でした）、Tmobileはドイツテレコム（かつては国営通信事業者でした）です。したがって、英国のVodafone（あるいはO2）とフランスのOrangeもiPhoneの独占キャリアになると推測できます。

ヨーロッパで発売されるのは3G対応のiPhoneです。なぜでしょうか？ヨーロッパにはEDGEがありません。Appleは、現行モデルよりも遅く、GPRSのみに対応した端末をヨーロッパで発売することはできません。つまり、Appleはヨーロッパで「より優れた」バージョンを流通させるのではなく、米国で3G対応のiPhoneを発売する可能性が高いということです。  

その頃には、iPhoneにはGPSや高性能カメラ、その他のハードウェア機能も搭載されているかもしれません。iPhoneのソフトウェアスイートは、iChatクライアント（VOIP？）、VLCクライアント、シンプルな画像編集機能などで充実しているでしょう。

これが真のiPhone 1.0となるでしょう。もっとも、現在のバージョンも悪くはないですが。

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