Appleの基調講演で知られるヘルスケア担当バイスプレジデントのスンブル・デサイ氏は、今年後半にポルトガルのリスボンで開催されるWeb Summit 2022に出席します。Web Summitをご存じない方のために説明すると、Web Summitは世界最大級のテクノロジーイベントの一つとされる年次カンファレンスです。

イベントスケジュール（iFeed.pt経由）で確認されているように、デサイ氏は11月3日のカンファレンスで「Appleのヘルスケアにおける大胆なビジョン」について講演する予定です。イベントの公式ウェブサイトによると、プレゼンテーションでは、AppleがApple Watch、iPhone、iOSを通じて、テクノロジーの力をどのように活用し、21世紀の公衆衛生に革命をもたらしているかを示すことに重点が置かれるとのことです。

Appleのヘルスケア担当バイスプレジデント、スンブル・デサイ氏は、ヘルスケアとテクノロジーの交差点において、他に類を見ない立場にあります。このセッションでは、ウェアラブル、Apple Watch、iPhone、iOSにおけるイノベーションを通して、Appleがテクノロジーの力をどのように活用し、21世紀の公衆衛生に革命をもたらしているかを、スンブル氏が解説します。

デサイ氏は、臨床製品開発や医療研究パートナーシップなど、同社のヘルスケア関連事業を複数指揮し、Appleの重要人物の一人となっている。近年では、同社のイベントで、酸素濃度計や体温センサーといったApple Watchの新機能を紹介する役割を担っている。

Web Summit 2022の詳細

しかし、Web Summitに出席したApple幹部は彼女が初めてではない。昨年は、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、クレイグ・フェデリギ氏が同カンファレンスで講演した。フェデリギ氏は、iPhoneをサイドローディング（ユーザーがApp Store以外でアプリをインストールできるようにする）に開放することに反対の立場をとった。

このイベントには、デサイ氏に加え、1Password CEOのジェフ・シャイナー氏、マイクロソフト副会長兼社長のブラッド・スミス氏、N26共同創業者のマキシミリアン・タイエンタール氏といった幹部や著名人も参加する予定です。Web Summit 2022は11月1日から4日まで開催され、チケットは現在イベントのウェブサイトで販売中です。

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