昨日、iOS 18.4ベータ版が初めてリリースされました。これまで注目されていなかった、エキサイティングなスマートホーム機能が追加されています。Smart Home CentreのJonathanがテストしたところ、ホームアプリはMatterプロトコルと連携するロボット掃除機とモップに対応しました。

現在、市場で唯一互換性のあるモデルはSwitchbot S10 ロボット掃除機およびモップですが、他の多くのメーカーも今後のソフトウェア アップデートで Matter をサポートすることを約束しています。

これらの掃除機のほとんどにはiPhoneアプリで操作できるものがありますが、ホームアプリのネイティブサポートにより、Siriによる音声コマンドや、他のスマートホームアクセサリと連携した統合ダッシュボードへのアクセスが可能になります。また、通常のHomeKitオートメーションやシーンに、掃除機とモップ掛けのアクションを追加することも可能です。

設定が完了すると、iPhone、HomePod、Apple TV、その他のiOSデバイスから音声コマンドで掃除機を制御できるようになります。

Appleのホームアプリには、S10ロボット掃除機用のシンプルながらも高機能な操作ツールが搭載されています。掃除の開始や停止、モップ機能のオン/オフ、掃除モードのプリセット（クイッククリーンやディープクリーンなど）の設定など、様々な操作が可能です。また、「Dockへ送る」ボタンも搭載されており、これを押すと掃除機は充電ステーションへ戻ることができます。

部屋のマッピングやカスタムルートの設定など、ロボット掃除機やモップのより高度な機能を使用するには、メーカーの専用アプリを開く必要があります。しかし、基本的な機能はAppleのホームアプリだけで操作できます。

iOS 18.4は現在開発中で、4月中に無料のiPhoneソフトウェアアップデートとして一般公開される予定です。Matterロボット掃除機のサポートは、iPadOS 18.4、tvOS 18.4、watchOS 11.4、macOS 15.4など、他のAppleオペレーティングシステムの次期バージョンでも利用可能になります。

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