プログラミング言語の人気度を毎月測定するTIOBE Indexによると、AppleのSwiftが初めてトップ10入りを果たした。TIOBEによると、ランキングは3つの要素に基づいており、検索エンジンを用いて調査を行っているという。

この評価は、世界中の熟練エンジニアの数、コース、サードパーティベンダーの数に基づいています。Google、Bing、Yahoo!、Wikipedia、Amazon、YouTube、Baiduといった人気の検索エンジンが評価の算出に使用されています。TIOBEインデックスは、最高のプログラミング言語や、最も多くのコード行が記述されている言語を示すものではないことにご注意ください。

比較的新しいプログラミング言語がトップ 10 入りしたことは素晴らしい成果ですが、Tiobe は、この言語がランキングでさらに上位に上がることはないと考えています…

Objective-Cコードのインストールベースは非常に大きいです。新しいアプリケーションはSwiftで開発されている一方で、Objective-Cで開発されている古いアプリケーションはSwiftへの移行が積極的に行われていません。これは、お客様サイトでも見られる現象です。Swiftは主にAppleのエコシステム内でのアプリケーション開発を目的としているため、Swiftの普及率はこれ以上伸びないと予想されます。

同社によれば、この指標の主な機能は、企業がどの言語を使用するかについて戦略的な決定を下せるようにし、ソフトウェアエンジニアが自分のスキルが最新かどうかを判断できるようにすることだという。

Swiftがこのランキングにランクインしたのは当然のことです。Swiftの人気は2014年から着実に高まっており、フリーランスサイトUpworkでは昨年第4四半期に2番目に急成長したスキルとして挙げられています。

Swift の開発者であるクリス・ラトナー氏は 1 月に Apple を退社してテスラに入社したが、Swift を開発者コミュニティー全体に広める役割と Apple の秘密主義の文化との衝突で疲れ果てたとの報道を否定した。

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