
調査会社IDCは本日、2014年第1四半期のタブレットおよび2-in-1市場の状況に関する新しいデータを発表しました。Appleの最新の収益報告後では予想通り、iPadの第1四半期の出荷台数は2013年から2014年の間に1,950万台から1,640万台へと300万台減少しました。一方Appleは、2013年第1四半期のiPadの売上が水増しされたのは、2012年第4四半期のiPad miniの需要が、供給がそれほど制約されていなかった次の四半期に満たされたためだと考えています。
確かにその通りかもしれませんが、iPadのタブレット市場シェアは2013年第1四半期から2014年第1四半期にかけて低下しました。IDCのデータによると、Appleの市場シェアは2013年第1四半期の40.2%から2014年第1四半期には32.5%に低下しましたが、Samsungは出荷台数と市場シェアの両方で増加しました。しかし、Samsungのシェア拡大にもかかわらず、Appleは依然としてタブレット市場においてSamsungを10パーセントポイント上回り、他のどの企業よりも圧倒的なシェアを誇っています。
IDCのデバイス&ディスプレイ担当プログラムバイスプレジデント、トム・マイネリ氏は、「大画面スマートフォンの普及と、既存のタブレットを長期間使い続ける消費者の増加が、タブレットと2-in-1の市場が予想を下回る四半期となった要因の一つです。さらに、商業市場の成長も、消費者向け出荷の減速を相殺するほど力強くありませんでした」と述べています。
Appleは確かに市場シェアでトップを走っており、販売されているタブレットの約3分の1(2-1デバイスを含む)がiPadとなっています。しかし、ガートナーのデータによると、2013年のタブレット販売台数は2012年よりも減少しており、今年もその傾向が続いていることから、成長は鈍化し、回復基調にはない傾向が見られます。しかしながら、Samsung、Lenovoなどのメーカーの出荷台数増加は、毎年第1四半期のタブレット販売台数をわずかに増加させていることを示しています。
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