

KGI証券のミンチー・クオ氏は、Appleの5G iPhoneの開発状況と近い将来についての分析の「第2部」を発表した。
この投資家向けレポートによると、Appleは2018年モデルのiPhone全機種に、より高速なアンテナモジュールを採用する可能性があると述べており、来年のiPhone向けアンテナモジュールのサプライヤーに関する詳細情報も提供している。レポートの大部分は、先週KGIが発表したレポートの内容を踏襲している。
まず、クオ氏は、2018年のiPhoneラインナップで期待される「LTE伝送速度の向上」において、アンテナ設計が重要な要素であると説明しています。来年発売される新型iPhoneは4×4 MIMO規格に対応し、ユーザーの通信速度が向上するとクオ氏は述べています。
さらに、クオ氏は、Appleが新しいセルラーモジュールへの移行によってサプライチェーンに変化が生じると指摘する。サプライヤーであるCareer社にとって、Appleのアップグレードは平均販売価格の改善につながり、受注に占める割合が拡大するだろうとクオ氏は述べている。現在、Career社はAppleのLTEアンテナ受注の20~25%を供給しているが、来年には50%にまで増加する可能性がある。
KGIの先週のレポートでは、IntelがiPhone用の新しいベースバンドチップの70%から80%を供給する可能性が高いと説明されている。
ギガビットLTEの普及が進む中、多くのユーザーがAppleがいつ4×4 MIMOをサポートするのか疑問に思っていたため、Kuo氏のレポートは注目に値します。4×4 MIMOアンテナ構造は、特に電波の届きにくいエリアにおいて、カバレッジの向上を可能にします。現在、市場に出回っているハイエンドAndroidデバイスの多くは4×4 MIMO技術をサポートしていますが、iPhone 8とiPhone Xは2×2技術に遅れをとっています。
Apple は将来の iPhone 向けに 5G サポートにも取り組んでいるが、これらは真の次世代モバイルブロードバンドが利用可能になるまでユーザーをつなぎとめるのに役立つ素晴らしい進歩であるはずだ。
今月初めの報道によると、Appleは将来のiPhoneモデル向けに5Gモデムの開発でIntelと緊密に協力しているという。また、KGI証券は、Appleの2018年モデルのiPhoneラインナップには、現行の5.8インチモデルであるiPhone Xに加え、新たに6.5インチOLEDと6.1インチLCDモデルが登場すると予測している。
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