EFFは2010年と2012年に、ジェイルブレイクおよびルート化デバイスに対するこの免除を求めて闘い、認められてきましたが、DMCA免除の審査プロセスの関係で、3年ごとに異議申し立てをせざるを得ませんでした。今回は、スマートフォンに加えてiPadなどのタブレットにも免除を適用することを目指しています。

非営利のデジタル権利団体は、特にデバイスのジェイルブレイクやルート化によってセキュリティとアクセシビリティーの利点が得られることを踏まえ、消費者はスマートフォンやタブレットに好きなソフトウェアをインストールできるべきだと主張している。

EFF（iDownloadBlog経由）:

これは重要な点です。なぜなら、ジェイルブレイク（Androidデバイスでは「ルート化」）は、ユーザーがスマートフォンやタブレットを効果的かつ安全に使用できるかどうかという現実的な問題に影響を及ぼすからです。デバイスがメーカーによるサポートが終了した後、セキュリティアップデートをインストールする前に必要な手順となる場合もあります。また、障害のあるユーザーがデバイスを使用できるようにするアクセシビリティソフトウェアをインストールするのに役立つ場合もあります。

先月、Panguという中国のチームが、対応するiPhone、iPad、iPod touchデバイス向けにiOS 8のアンテザード脱獄ツールをリリースしました。Panguは先日、Cydiaの開発元であり、脱獄コミュニティの著名なメンバーであるジェイ・フリーマン氏から承認を受け、Windows専用の脱獄ツールは「使用できるほど安定している」と評価されました。

iPhone、iPad、またはiPod touchを脱獄すると、純正iOSのApp Storeに相当する脱獄ツールであるCydiaから、サードパーティ製のアプリケーション、Tweak、Mod、テーマ、ユーティリティ、その他の便利なパッケージをインストールできるようになります。簡単に言えば、脱獄とは、Appleが課す制限を超えて、iOSデバイスをさらにカスタマイズし、強化することを可能にすることです。

この例外規定に基づき、米国ではジェイルブレイクは合法とみなされていますが、デバイスの改造はAppleとのエンドユーザー使用許諾契約（EULA）に違反し、デバイスの保証が無効になる可能性があることにご注意ください。また、ジェイルブレイクには一定のリスクが伴い、デバイスの復元が必要になる場合もあります。

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