Appleは、Apple TV+オンデマンド動画サービスの向上を目指し、人材の採用を続けています。同社は今回、2016年からAmazonビデオのスポーツ部門を率いてきたジェームズ・デロレンゾ氏を幹部として採用しました。デロレンゾ氏は、オーディオブックとストーリーテリングに特化したAmazon傘下のAudible, Inc.のシニアバイスプレジデントも務めていました。

デロレンゾ氏はApple TVチームと協力し、スポーツ関連プロジェクトを主導します。Amazonで培った専門知識をAppleに活かします。これは、AppleがApple TV+ストリーミングサービスでライブスポーツに投資しているという以前の報道を裏付けています。

Sports Business Dailyの別のレポートによると、Appleは2024年からPac-12カンファレンスとのメディア放映権契約交渉に関心を示しているという。ケーブル放映権の関係で多くのストリーミングサービスでは視聴できないスポーツイベントが、Apple TV+加入者にライブストリーミング配信されることになる。

現在、Apple TV+は、Appleが購入または制作したオリジナルの映画やテレビ番組を提供しています。Appleのストリーミングプラットフォームは、競合する動画サービスと比べて配信コンテンツが限られているため、スポーツ中継との提携は、Appleが競合他社との差別化を図る一つの方法となるでしょう。

Appleは、ジェームズ・デロレンゾの採用やApple TV+のスポーツ関連プロジェクトについてはまだコメントしていない。

Tweetscoop：AppleはAmazon幹部のジム・デロレンゾ氏をApple TV部門のスポーツ部門責任者に採用した。デロレンゾ氏は2016年にAmazonでスポーツ部門を担当していたが、現在のLinkedInのアカウントによるとAmazonのAudibleでシニアバイスプレジデントを務めている。

— ピーター・カフカ (@pkafka) 2020年6月4日

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