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オピニオン:Googleの新しいフォトが私のライブラリをAppleから奪い取ったかもしれない
2015年5月29日午後1時14分(太平洋標準時)

Googleフォト
Appleのハードウェアとの関係はシンプルです。私はAppleに縛られて幸せに過ごしており、すぐにプラットフォームを変えるつもりはありません。しかし、Appleのソフトウェアとの関係は複雑です。Appleは大好きでいたいのですが、Appleが「全てを捨てて」アプリを「一から作り直す」と決断するたびに、混乱を招きます。そして多くのユーザーにとっては、それは不必要なことです。私の視点から見ると、Appleの人気写真アプリであるiPhotoやApertureが、どうしようもなく壊れていたり、重大な欠陥があったりすると、ユーザーは不満を漏らしていませんでした。ところが、Appleは先月、これら2つを廃止し、代わりに「Photos」という、誰も愛していないような必要最低限の機能しか備えていない代替アプリをリリースしました。関係性という尺度で言えば、私がApertureを捨てたのではなく、Apertureが私(そして多くの人々)を捨てたのです。
昨日発表された、クロスプラットフォーム対応の無料写真・動画ストレージアプリ 「Googleフォト」は、まさに絶好のタイミングでした。Appleは、GoogleがMacとiOSユーザーを含む全ユーザーに提供している事実上無制限の写真・動画ストレージとは別に、なぜ現在2つの別々の写真同期サービスを提供しているのか説明に苦慮しています。さらに、AppleはiCloudフォトストレージの高額な料金を値下げする兆候も見せていません。WWDCが間近に迫る中、AppleはGoogleの写真・動画ストレージの取り組みに対抗し、顧客を喜ばせる絶好の機会を迎えています。もしそれが実現しないなら、私はコレクションをGoogleフォトに移し替え、もう後戻りはしません…
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