Appleの環境・政策・社会貢献担当バイスプレジデント、リサ・ジャクソン 氏は、 ABC7ニュースで 、iPhoneアプリで操作できる新型骨伝導補聴器のおかげで聴力が回復した9歳の少年の話を披露しました。アクセシビリティとインクルージョンを強調し、ジャクソン氏は「テクノロジーは人生を変える力があり、9歳のジョシュア君はその好例です」と述べています。

ジョシュア・ゴメスさんは3歳から聴力が低下し始め、5年間に渡って何度も手術を受けましたが、どれも効果はありませんでした。従来の補聴器では彼の症状は改善しませんでしたが、スタンフォード大学の小児聴覚センターがついに解決策を見つけました… 

ジョシュアは、最先端の補聴器「コクレア・バハ5」を装着しました。この機器のおかげで、ジョシュアは初めて両耳で明瞭に聞こえるようになりました。iPhone 用に作られたこの機器は、ジョシュアにAppleのテクノロジーを活用して生活をより豊かにする機会を与えてくれます。

通常の補聴器との主な違いは、Cochlear Baha 5 は、補聴器を装着できない耳の他の部分を迂回して、骨伝導で音を内耳に伝えるという点です。

iPhoneアプリを使えば、様々な環境に合わせて音を調整できます。例えば、騒がしい環境では会話を聞き分けたり、子供の小さな声を強調したりすることができます。iPhoneやiPadからの音声をデバイスに直接送信することも可能です。

Appleは、自社デバイスのアクセシビリティ向上に向けた取り組みにより、数々の賞を受賞しています。今年、Apple Storeにアクセシビリティアクセサリのセクションを設け、iOS 10に新しいアクセシビリティ機能を導入しました。Appleのアクセシビリティエンジニアの一人（自身も視覚障碍者）は先日、この問題への同社の深いコミットメントについて語りました。

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