アップルはインドで野心的な計画を立てており、2021年までにインド初のアップルストアをオープンすることをすでに発表している。そして現在、台湾の工場ですでに一部のiPhoneモデルを組み立てているフォックスコンのインド施設に10億ドルを投資すると報じられている。

ロイター通信の報道によると、Appleは生産ラインを中国から他国へ段階的に移転しており、インドでの製造工程の拡大も計画の一部となっている。Appleは、両社がすでにiPhone XRの組み立てを行っているスリペルンブドゥールにあるFoxconnの工場拡張を要請していたとみられる。

拡張計画は3年以内に完了する予定で、これにより他のiPhoneモデルもインドで製造できるようになる。ロイター通信によると、これらの投資によりスリペルンブドゥール工場では6,000人以上の雇用が創出されるという。

インドは世界第2位のスマートフォン市場ですが、Appleのインドにおける売上高はわずか1%に過ぎません。同国は輸入税が高く、Appleの製品価格は競合他社と比べて高すぎます。現地生産することでAppleはコストを削減でき、消費者にとってより魅力的な価格設定につながる可能性があります。

この計画が成功すれば、Apple はインドの Foxconn 施設を利用して iPhone モデルを他国に輸出することになるかもしれない。

香港の技術調査会社カウンターポイントのニール・シャー氏は「インドの労働力は中国に比べて安く、またサプライヤー基盤が徐々に拡大しているため、アップルはインドを輸出拠点として活用できるだろう」と述べた。

Appleは今年後半にインドで公式オンラインストアを開設すると噂されている。

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