オーストラリア競争消費者委員会アーカイブc

オーストラリア競争消費者委員会アーカイブc
オーストラリア競争消費者委員会アーカイブc
サイトのデフォルトロゴ画像
  • AAPL社
  • iPad
  • アップルニュース
  • Wi-Fi
  • LTE

アップル、オーストラリア連邦裁判所でiPadの「4G」という名称を擁護

ジョーダン・カーンのアバター 2012年4月19日午前9時58分(太平洋標準時)

オーストラリア競争消費者委員会が新型iPadの「4G」ブランドをめぐってAppleを提訴した件について、今週初めに行われた協議が最後に報じられたが、結局は解決に至らなかった。Appleは、第3世代4G iPadのユーザーへの返金を申し出たほか、オーストラリアのウェブサイトで「4G LTE」広告の一部を変更した。これは、同国で4Gネットワ​​ークが使用している周波数帯で動作しないという苦情を受けたためだ。しかし、ACCCはAppleに対し、端末本体のWi-Fi + 4Gブランドの変更を求めていた。

本日、オーストラリアン紙の報道  によると、Appleは、テルストラ、オプタス、ボーダフォンの新型iPadが3Gネットワ​​ークのみで動作しているにもかかわらず、「業界および規制当局で認められている『4G』という用語の使用法に準拠した速度」を実現していると主張し、その名称を擁護しているという。つまり、Appleは各キャリアの3Gネットワ​​ークを4Gネットワ​​ークと呼ぶべきだと考えているということだ。Appleは今週、オーストラリア連邦裁判所で以下の通り証言した。

Appleは、iPadがTelstra、Optus、Vodafoneが運営するデータネットワークと互換性があるとし、「これらは、業界および規制で認められている「4G」という用語の使用法に従った4Gネットワ​​ークです。…WiFi + 4G搭載iPadは、データ転送速度の点で「4G」という用語に従って動作するデバイスです。…「4G」という用語…は、オーストラリアの消費者に対して、WiFi + 4G搭載iPadがデータ転送速度の点で優れたレベルのサービスを提供することを伝えており(この用語の業界および規制で認められている使用法と一致しています)、WiFi + 4G搭載iPadがオーストラリアの特定のモバイルサービスプロバイダーが推進する特定のネットワークテクノロジーと互換性があるという意味ではありません。」

Appleはまた次のように主張した。

「オーストラリアでは、WiFi + 4G搭載のiPadがテルストラの4G LTEネットワークと互換性がないことを消費者に知らせる情報が常に広く公開されていました。」

関連記事