

Appleは2月、iPhoneを決済端末として利用し、非接触決済を可能にする「Tap to Pay」という新システムをiPhone向けに発表しました。この機能を有効にすると、顧客はNFC対応のiPhoneまたは銀行カードを受取側のスマートフォンにタップするだけで、非接触決済が完了するようになります。
Apple Storeでは、Apple Parkビジターセンターでこの機能の試験導入をすでに開始しています。休憩後に、Tap to Payの動作動画をご覧ください。
ご存知のとおり、iPhoneは2014年のApple Payのリリース以降、非接触型決済に対応しています。新しい「Tap to Pay」機能は、支払いを受け取るためのもので、非接触型決済に追加のハードウェアは必要ありません。必要なのはiPhone XS以降のデバイスだけです。
現在、この機能は消費者にはご利用いただけません。ShopifyとAdyenのPOSコマースプラットフォームを通じて、企業向けに提供されています。iOS 16ではApple Pay CashがTap to Payに対応し、iPhoneユーザーがスマートフォンを近づけるだけで送金できるようになるという憶測もあります。
Apple Storeでは長年にわたり、従業員は専用のアクセサリケースを端末に装着することで、Apple Payでの決済を受け付けてきました。iPhoneのソフトウェアに「Tap to Pay」が組み込まれたことで、理論上はこれらのアクセサリは不要になりました。Apple Parkのビジターセンターで、顧客がApple Payでの決済を記録している様子をご覧ください。
Apple Parkのビジターセンターは、iPhoneから直接非接触決済に対応しているアメリカで数少ないApple Storeの一つです。実際に見ることができて本当に嬉しいです! pic.twitter.com/GiFDiL56OO
— マイケル (@NTFTWX) 2022年5月15日
ビジターセンターは、Apple Storeの将来的な変更のためのテストの場として利用されることが多く、その変更はより広範囲に展開されるか、初期段階での問題により却下されるかのどちらかになります。タップ・トゥ・ペイの導入は、Appleがこれまでと同じ体験を、追加ハードウェアなしで提供できるため、最終的には世界規模で展開されるものと思われます。
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