ロイター通信は本日、アップルのCEOティム・クック氏とドナルド・トランプ大統領がテキサス州を共に訪問する見通しだと報じた。訪問の正式な発表はまだないが、2人はアップル製品が製造されているテキサス州の施設を視察すると報じられている。

クックCEOとトランプ大統領のオースティン訪問は「早ければ来週」にも実施される可能性があると報道されている。予想通り、この訪問はトランプ大統領が「アメリカ国内に雇用を維持する企業をアピール」できるように計画されるだろう。

クック氏とトランプ大統領は、大統領就任以来、強固な関係を築いてきました。先月、ある報告書は、クック氏がトランプ政権の政策を公然と批判しながらも、どのようにしてこの関係をうまく築き上げ、維持してきたのかを検証しました。

2017年、バージニア州シャーロッツビルで行われた白人至上主義者の集会での暴力に対するトランプ大統領の冷淡な対応を受けて、多くのCEOがビジネス諮問委員会から辞任しているが、今回の訪問により、トランプ大統領はクック氏との強い絆を誇示することができるだろう。

Appleは9月、2019年モデルのMac Proが前モデルと同様にオースティンで製造されることを確認しました。これに伴い、Appleは中国からの部品輸入に対する関税免除を受けましたが、すべての申請が承認されたわけではありません。

トランプ大統領とクック氏は水面下では強い関係を築いているものの、今回の公の場での訪問は両者にとって初めての試みとなる。トランプ政権が貿易、ビジネスなど様々な分野におけるクック氏の知見に頼るようになっているとの報道があるにもかかわらず、両者の関係は比較的プライベートなものとなっている。

アップルもトランプ政権も、オースティンへの訪問計画をまだ確認していない。ロイター通信によると、早ければ来週にも訪問が行われる可能性があるとのことなので、近日中に詳細が明らかになるだろう。

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